INTRODUCTIONについて
使いやすさを、美しく。
イントロダクション は30年、バッグや財布を創り続けてきた女性デザイナーが生み出す、
機能性と美しさにこだわった国産バッグブランドです。
普遍的な機能美で、ずっと愛着のあるものを。
「たくさんあるバッグの中で、どう目立たさせるか」
「たくさんの人に、どう手に取ってもらい買ってもらえるか」
「トレンドを取り入れないと」
・・・・
20年以上、バッグや財布の企画、デザインの仕事をしてきて、
売るための物作りをしてきました。
企業デザイナーとしては当たり前の使命のもとに、常に、
「今年のバッグ」、「今シーズンのバッグ」を作り続けてきました。
「新しさの提案」を「こなれた価格」で「早く」「たくさん」の物作り。
その一方で、
「あったらいいのに」が、ところどころで、
こぼれ落ちているのに、気づいていました。
ファッション雑貨ではなく、
流行りすたりのない、
普遍的な道具としてのバッグがあったらいいのに・・・。
わかりやすい足し算のデザインではなく、
引き算のそぎおとした主張。
ずっと愛着を持って使えるもの・・・。
![](https://i0.wp.com/introduction-bag.com/wp-content/uploads/2017/01/140806-12.png?resize=98%2C37&ssl=1)
流行りすたりなく、
シンプルであることを考えると、
素材、デザイン、縫製が豊かでないと、
単なるチープで貧相なものになってしまいます。
![](https://i2.wp.com/introduction-bag.com/wp-content/uploads/2017/01/sozai_img_04.jpg?resize=600%2C300&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/introduction-bag.com/wp-content/uploads/2017/01/140806-13.png?resize=98%2C35&ssl=1)
物を入れる道具としてのバッグ・財布は、
かさばる物を入れた時も、入れない時も、
ファッションの一部として、美しくないといけません。
重力の係り方を考えてデザインし、
見えない部分での芯使いが大切になってきます。
![](https://i0.wp.com/introduction-bag.com/wp-content/uploads/2017/01/140806-14.png?resize=98%2C32&ssl=1)
機能を追求しすぎると、
ファッションから遠ざかってしまいます。
すっきりファッショナブルに見えることを軸に、
機能をキチンと落とし込んでいく。
・・・・
一見、ひかえめに見えるかも知れません。
ファッションコーディネートの一つのアイテムとして、
少しひかえめな方が、
ずっと愛着を持って使っていただけるはずです。
そんな思いの中、イントロダクションは、創られています。
ニュアンスのある素材使い。
素材には、こだわります。
ただ、そのこだわりは、男性のこだわりとは少し違います。
男性はうんちくから入ることが多いように思いますが、
女性のもっと感覚的な、
「なんだかステキ!」
「きれい!」
「かわいい!」
を、大事にしています。
業界のセオリーとしての素材選定、
色選定ではなく、イントロダクションとして、
こんな素材、色があったらいいねを軸に、
素材を常に探しています。
素材の調達は多伎にわたりますが、
革、雑材、ナイロン、裏地、金具、
ファスナー、芯材ともに、 国産にこだわります。
安心の品質を大事にしています。
山羊革×豚革
加工生地×手染め牛革 など
素材は、掛け合わせてイメージを創ります。
欲しい素材を、
ゼロから資材会社と創ったり、
二次加工したりして、
イントロダクションらしさができあがります。
![](https://i0.wp.com/introduction-bag.com/wp-content/uploads/2017/01/140806-16.png?resize=680%2C729&ssl=1)
また、イントロダクションは色をとても大切に考えています。
色として、品があり、きれいであること。
この素材のこの赤は、少しオレンジが足りないから使わない。
艶感が足りないから、加工していく。など
イントロダクションのバッグ、財布には、業界のセオリーの
黒、茶が、圧倒的に少ないです。
あっても、抑えたメタリックの黒、
茶にポイントカラーの加工豚革ブロンズが掛け合わせされていたり、
ひねりが入っています。
その少しのちがい、ひっかかりが、ご自分だけの物として、
愛着を持っていただけるのだと思っています。
くすっと笑える遊び心のスパイス。
楽しくなるもの、わたしのパートナー。
道具としての機能は、美しいシルエットはもちろん、
その上での意外性、思わずくすっと笑える遊び心のスパイスを
織り込んでいきたいのです。
いい意味での意外性、発見のあるバッグ、財布。
こんな所にポケットがあるの?
こんな風にも持てるの?
こんな所にポイントデザインがあるの?
持っていることで、楽しくなるような、
使っていることで、嬉しくなるような、
人に話したくなるような、バッグ、財布。
そんな豊かな余裕を、小さな世界に込めています。