万博を終えて、思うこと。

万博を終えて今思うこと、備忘録です。

こんにちは。
日本製 オリジナルデザイン バッグ・財布 ブランド
イントロダクション
オーナー バッグデザイナーの 工藤 友里です。

EXPO2025大阪関西万博、
半年間の間に、会社からドアトゥドアで30分ということもあり、
18回、通気パスで行きました。

友人には50回や60回という人もいますが、
遠方からやってくる友人達のアテンドも多くあり、
1回だけでも、60回でもそれぞれの万博。

私なりの万博で感じたことです。

①20万人の人をスムーズに入退場させる時間別、東西別予約のさせ方、
帰りの夢洲駅までの退場ルートをぐるりと歩かせて、
夢洲駅入り口階段の後ろからの動線、
群集心理で急がせないしくみは、素晴らしいなあと感心。

JR、地下鉄各線乗り換え駅の警備員配置、壁、床の万博までの誘導ラインは、
地理感ない方にも、サインがわかりやすかったのででは?

②自動販売機にコンビニ、ウォーターサーバーと、
トイレもオブジェのようなトイレからたくさんあるトイレまで、水分補給とトイレの充実に納得。

レストランも確かにお高めではありましたが、
各国のレストラン、キッチンカー、
お手軽なフードコートに、コンビニと、
幅広く、持ち込みもできるし、
リング下や木陰で野外でも食べれる場所も様々な選択肢があったように思います。

③SNS時代、珠玉混合、
オフィシャルから個人の根拠のない所感まで、
文字数の限られた紙の媒体の時代と違い、
日々膨大な情報の洪水の中、そして更新されていく情報の中、何を取捨選択して行動を決めていくのか?

シンプルでないチケット購入、日時指定、
2カ月前、7日前抽選予約、
3日前、当日予約システム。

情報が溢れていて、ざっくりした全体像が掴みにくい。

何をどう選んだらいいか、とっかかりが掴みにくいはず。

地元民は知り合いネットワークもあり、
情報共有、情報更新できますが、
遠方からや海外から来られる方には、
何をどう選んでいいのか、
わかりにくかっただろうなあ。

予約でないと観れないパビリオンと、列んだら観れるパビリオン、

列ばない万博をうたったからのことでしょうが、
取れないライブチケットと違い、
目の前に、混在している複雑さ。

簡単じゃないでしょうが、
せめて入場券買えば、1つのパビリオンは選べますにしたら、
入り方のコツを知っている年パス持っている人と違い、
1回だけしか遠方から来れないのに、何も入れなかった人が減り、
満足度格差も減ったのでは?

④1番感じたことは、
万博って人生みたいだなあ。

ぐるり大屋根リングを周ることで満足な人、

お目当てのパビリオンに5〜6時間列んで入れて満足な人、

大好きな人と空気感感じて満足な人、

建築やテーマを決めてパビリオン周り、満足な人、

たくさん周れた人、大屋根リングだけの人、

何も入れず、人混みで疲れて帰っただけの人、

いずれにせよ、その人が何かを感じ、
良かったと思えたらそれでいいのでは?

不平不満を持つのも人間。

でも、自分にとってのその体験を、
どう捉えて活かしていくかだけなのでは?

SNS時代、
そこ行ってない、それ食べてない、
それ買えてないと、
ないことばかりにフォーカスして、
不足感に日々追い立てられ、
そのこと自体に、行動、感情を支配されてないか?

大事なのは、どれも全てがその人にとっての万博。

全部を1人の人が味わうことはできない。

そのことをわかって、地に足つけて、
今ココ、
自分の選択を味わい尽くすに限るのでは?

人生も同じ。

万博と違うのは、いつ終わりなのかがわからない。
故に、やりたいことをそのうちってないんだろうな。

選択の質を上げて、体験し、感性の質を上げて、
自分にとっての豊かな暮らしをしていきたい。

写真は唯一購入した万博グッズ、
次男セレクトのTシャツです。

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