アルコール消毒液がバッグに付いた時の、簡単なお手入れ方法です。
消毒液でバッグや服についたシミを取る方法を、
よく相談されます。
おはようございます。
日本製 オリジナルデザイン バッグ・財布 ブランド
イントロダクション
オーナー バッグデザイナーの 工藤友里です。
手をかざすと噴射されるタイプの手指消毒スプレータイプの場合、
バッグを腕に通して、噴射されて、
バッグに霧状に消毒液がかかってしまい、
革をダメにされるパターンが多いのです。
生地や雑材だと目立ちにくいものの、
革素材ではシミになって後からでは取れにくいもの。
やり方は生地、雑材でも革でも同じ。
簡単です。
まずは、ハンカチなどで液体を擦らず叩くように拭き取り、
ハンカチやタオルなどを水に濡らして少し水分残して絞り、
消毒液を吹きとった後を叩くように水拭きして、
乾いたハンカチやタオルで叩くように空振き。
どれも叩くように!消毒液や汚れを浮かして!です。
擦ると、染み込ませてしまいますし、
革や生地をケバ立たせてしまいます。
そして、時間を置かずに染み込む前に、早く。
スエードやヌバック、ヌメや素揚げの革では、完全にシミにならないことまでは望めなくても、
薄くはなります。
ほとんどの場合は、
こんな簡単なひと手間で、大切なバッグを永くお持ちいただけるんですよ。
ハンドクリームで財布をダメにされる方も多いので、同じ原理です。
諦める前に、試してみてくださいね。