Japan Leather 日本革市展へ、行きました。
日本タンナーズ協会主催の、革と革製品の展示を観に行きました。
こんにちは。
日本製 オリジナルデザイン バッグ・財布 ブランド
イントロダクション
オーナー バッグデザイナーの 工藤 友里です。
本日午後からは、梅田阪神2階販売応援と、
梅田大丸1階搬入。
合間に、KITTE大阪で開催中の
Japan Leather
日本革市
Premium Collection展へ。
https://www.kawa-ichi.jp/showroom/2025.html
新しさは感じませんでしたが、
革で見せて、製品で見せていて、
革で見ることは、一般の方は少ないでしょうから、
展示は見やすかったのでは?
白なめし革の着物と、
通常、成牛は背中で2つに割って流通するので、
牛革丸は見応えありました。
革の大きさの単位は、10センチ角が1デシで、
成牛の半裁で230デシ前後。
産地や夏の皮と冬の皮で違いますし、
革の部位によって、
繊維の密度や伸びの方向が違います。
厚さを揃えるため割を入れたり、
裏を整えるため鋤き(すき)を入れたりしてから裁断します。
その革の性質を解り、
革を活かすデザインであること、
裁断士の腕で、商品の良し悪しは決まります。
革は命を容れる立体物。
それに対して、合皮は均一な平面。
どんなに優れた合皮でも、
合皮は合皮なので、私は自社ブランドでは、
合皮は使いません。
革は解るのに10年はかかると言われましたが、
私は本当に10年、かかりました。
命あるものだから、愛着が出てくるのだと思います。
ルイヴィトンのモノグラムも本体のPVCだけでなく、付属のヌメ革が、
長く愛着持って持たれるポイントだと思います。