祝!銅版画工房 アトリエ凹凸40周年記念展
昔、銅版画を5~6年やっていたことがあり、
当時通っていた銅版画工房の作品展に行って来ました。
こんにちは。
オリジナルデザインバッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナーデザイナーの工藤です。
24時間解放の甲子園球場に近いアトリエは、
銅版画家の第一人者 神野 立生先生が、
40年前に美大卒業後パリに留学、
そして帰国後、「決して勤め人にはならずに、創作していく覚悟」で、
「素人ではなく、プロ意識のある作家達の創作・交流の場」として、開かれた工房です。
個展やグループ展をされる力量の方達が、
各々好きな時に来ては創作(個展前には泊まり込んだり)されていました。
美術大学を卒業して版画を続けたい人、
昔、絵を描いていて、
子育てが一段落して、創作を再開した人、
などなど…。
皆さんレベルが高く、
ここの工房からは、
毎年のように、
ボローニャ国際絵本展に、入賞作家がでています。
20代だった私も、
技量的にはとても稚屈だったものの、
週に何度か仕事が終わってから
夜な夜なアトリエに出向いたものです。
何かを創作したくて、
でもまだまだバッグを創れる力量でもなく、
外にも表現の場だったり、
表現したいものだったり、技術だったり、
仲間を求めていたあの頃。
仲の良かった友達は、
そのまま銅版画を続けている人も多く、
他にも写真をしている人もいたり、
みんな、表現を続けています。
先日、そんなアトリエ凹凸がパリでもアトリエ展していて、
神野先生始め知っている作家さん達もパリに行ってたり、
展示会の帰りにスペイン、ドイツなど2ヶ月かけて、
美術館や現地の作家さん訪問していたのを、
フェイスブックでリアルタイムに、
指を加えて見ていた私。
いいな、いいな~。
そして、西宮で大々的に開かれていた
アトリエ凹凸日仏交流版画展+40周年記念展。
イントロダクション夙川直営店から
夙川添いに夙川公園をまっすぐ海に向かって南下したギャラリーまで、
とても気持ちのいい散歩道を行ってきました。
久しぶりに、
神野先生や皆さんと会い、
「工藤さんも半年くらい仕事休んで、
パリとかまわったら~?」とか、
空を飛ぶようなことを言われたり。
好きなことをやり続けている人達の
豊かさを再認識できた
秋の1日でした。