資材屋さんの力。

20年以上、お付きあいのある
大手資材商社の営業マンが、
退職されると挨拶に来られました。

こんにちは。
オリジナルデザインバッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナーデザイナーの工藤です。

イントロダクションナイロン✖牛革ライン＜Airly＞の生命線、
世界の織物産地・福井の高密度6✖6ナイロンは、T社。

毎シーズンのコレクションフアブリックは、
U社でプリントした生地を、Y社で表面加工したり裏張りしたり二次加工。

パナマなど、スポット素材は、K社。

そして、今回の大手商社からは、
たまにスポットの二次加工を頼むくらいで、
常時仕入れている訳ではないですが、
何かあれば問い合わせたり、
展示会でお互い行き来したりが、20余年。

大変研究熱心な営業マンで、
資材に対する洞察が鋭く、
全国、海外も生産背景と、
お金で買えないネットワークがあり、
年間出張は120日くらいとのこと。

かなりのレベルでの資材屋さんのプロ。

「工藤さん、今日、夙川店おられますか～？」

夕方店に行くことを伝えると、
18：30に来られて、23時近くまで、
4時間半、ずっと話込んでいたのです。

次のご自分のステージにと、
退社を決意された彼。

背負っている看板がなくなってから、
ここからですよ！

自分を過信しないで。

どれだけリスクを背負えるかですよ！

彼のこれからに、
たくさんのエールを送りたいです。

そして、さらに磨きがかかった彼に、
またこれからも、会いたいです。

私達の仕事は、
こういう人達のプロの仕事の上に、
はじめて成り立っているのです。

しみじみ。