一筋縄ではいかない、製造現場の仕事。

商品を発注してから、入荷するまでには、
一筋縄では、なかなか出来上がっては来ないのです。

こんにちは。
オリジナルデザインバッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナーデザイナーの工藤です。

新型バッグ・財布のみならず、
継続の定番商品であっても、それは同じです。

バッグ・財布業界において、
現在の国内生産は、大変労力のいる仕事です。

サンプルアップ後、仕様書と発注書を送るだけで、
納期に商品が納品されてくることは、
まずありません。

海外生産に本格的に生産比重が移行していって30年余り、
職人の高齢化などによる国内生産受注可能量の減少、
次世代は、作家志望は増えていても、OEM(得意先からの依頼商品製造)職人は育っていないので、
国内生産受注可能数は、がぜん不足しているのです。

そして、年々生産量が落ちていく製造現場に、
クオリティーを維持し、
いかに深く、
いかにコンスタントな継続的な発注によって、
製造ラインを、複数押さえているかに、
かかってきます。

ここには、マニュアル化しにくい現実の構造があり、
今までの人間関係、関わり方など、
生産管理は、
一番の腕の見せどころです。

近年特に作家志望のバッグ・財布職人が増えてきています。

私の持論では、
創ることが好きで自分のブランドを自分で創る前に、
メーカーや問屋などで、
他者から依頼される物を造る、
ただ、ひたすら造る。

そういう量をこなしていくことで、
知識や手数が必ず広がっていき、
それが根っことなり、
自分の創りたいものを、
きちんと表現できる幅の広いスキルが身に付いていくんだと思います。

圧倒的な量をこなしていくこと。

デザイナーも職人も同じだと思います。

「時間をかけて、じっくりと、創りたいものを創っていきたい。」

よく、相談される内容ですが、
よほどの天才でない限り、圧倒的な仕事量の土台の上に初めてできることだと思います。

急がば回れ。

業界のためにも、若い人にエールを送りたいです。

一緒に競いあって、
お互いを唸らせるようなバッグ・財布を創っていきましょう!

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