「令和」商品の舞台裏に、興味津々。
街中、令和で溢れています。
おはようございます。
日本製 バッグ・財布 オリジナルデザイン ブランド
イントロダクション
オーナー バッグデザイナーの 工藤友里です。
商店街に、パチンコ屋に、饅頭まで。
幟は、データ入力すれば、大きなプリンターがあればすぐに一枚からでもできるはず。
饅頭や煎餅も、焼き版さえ作れば、そんなに時間からず少量でもできるはず。
包装などの印刷物も、今では特殊な形状、加工でなければ、1週間もかかりません。
しかし、この大判ハンカチ、
どんな時に出番があるのかわからない1080円。
弁当包むの?
汗拭くの?
マジで双六するの?
中央左上の「令和元年」だけ金糸で刺繍。
右下シールも令和元年。
ハンカチ業界詳しくないですが、
恐らく、先に周りの平成の干支双六は、大量に印刷かけていて、令和と元号決まってから、コンピュータミシンで、金糸で連絡元年を刺繍、
シールも令和で発注かけたはず。
最低でも何万枚以上とかはこのようなニッチなものでも発注してるはず。
となれば、印刷の納期を最低1ヶ月と見ても、
2月にはデザイン、仕様を決めて、サンプリング、
3月に量産手配、
刺繍だけ4/1の新元号の発表からすぐに急ぎで手配しても半月くらいはかかるはず。
シール貼り、折り畳み、パッケージなどの仕上げ、流通考えると、さらに1週間。
で、急ぎで製品化、店頭には、
帰省や母の日前の大型連休に間に合わせたんだわと、
縫製業逆算してしまうのです。
製品って、舞台裏が人間臭くて、
工場の事情や人間関係があって、
そこが、煩わしくも、
面白いのです。
作家とは違い、デザイナーの制約の中でのクリエーションが、私には性に合っているのです。