イタリアから見えてる、世界。

「あ、それ日本人の考え方〜」を、連発されます。

おはようございます。
日本製 バッグ・財布 ブランド
イントロダクション
オーナー バッグデザイナーの 工藤友里です。

イタリアから帰国している妹の話しは、新鮮です。

妹が住んでいるのはイタリア中部、フィレンツェから近くのボローニャ。

長年勤めているセレクトショップには、
私も行ったことありますが、
イタリア人だけでなく、
フィリピン、
モロッコ、
中国、
ロシア、
ペルー、
バングラデシュ、
セネガル、
など、たくさんの外国人が働いていて、
アフリカからの移民も多いようです。

会話はどの国の人とも英語ではなく、イタリア語。

毎週週休2日以外にも(祭日は出勤)、
妹は、今年は8週間休暇があるらしく、
9ヶ月半しか働かないでいいとか。

戦争が始まってから、ロシア人、ウクライナ人がどっとイタリアにも増えているらしい。

ウクライナ人の友人のご主人は、
一時ウクライナに帰国した際、今日イタリアに戻ろうとした日に空港閉鎖され、成人男性は国から出れなくなり、召集されて負傷し最終的に亡くなった話しなど、
戦争が近くにあります。

まあ、たくましいこと。

こういう話しを聞くたびに、
いかに日本は単一民族国家で、重箱の隅をほじるような瑣末なことに、日々心を持っていかれているかを
痛感します。

そもそもが多様でないから、
細部の違いが気になりがち。

教育も全く違い、
小学校5年、中学3年、高校5年で、授業料無料、
ボローニャは交通費も無料らしい。

塾はなくはないけどみんなが行ってる訳ではなく、
午後2時には帰宅してからお昼ご飯。

部活はなし。
習い事したり、勉強したり。
甥っ子達はサッカーやボクシングしたり。

受験はなく、行きたい学校に進学できるけれど、
定期テストはなく、抜き打ちテストがよくあり、
平均6割取れてないと、進級できず、
皆んなよく勉強するらしい。

5月末で6割取れてない学科は、補習が始まり、8月までに全科目6割取れないと、進級できないらしい。

高校3年生から専科に入ると進級できない人が更に増え、友人のクラスは、25人中7人しか残らないとか。

9月から高校3年の甥っ子は、専科は英語で授業になるとか。

私がびっくりしたのは、コロナ時、
直後の全く状況わからない早い時期から、
オンライン授業が速やかにスタートしていたことです。

いい加減なイメージのあるイタリアですが、
中学進学時には、将来何の仕事がしたいか考えて進学を選び、大学は進学する人もしない人もいるらしい。

社会保険料、税金が収入の3分の1と高いイタリアですが、
医療費無料、手術も無料、
学費無料、塾代要らず、
大学で要るとしても日本円で年間数十万程度と、
その点においては、
日本の将来に対する不安よりは閉塞感ないようです。

「日本っていい国だよ。
美味しい食べ物たくさんあるし、観光したいところたくさんあるし。遊びに来るにはね。」

家のローンもあと僅か、
グリーンカード持ってるし、
妹は死ぬまでイタリアで、死んだら息子達に散骨を頼んでいるらしい。

自由だわ〜!

旅行ではなく、
しばらく何ヶ月かイタリア滞在したいな。

クリエイションが変わるはず。

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