企画デザインの仕事が、大好きです。

朝イチ、お客様ブランド企画の商談へ。

こんにちは。
日本製 オリジナルデザイン バッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナー バッグデザイナーの 工藤 友里です。

今回はルームシューズ。

ええ、バッグや財布、革小物以外でも、
服飾雑貨の縫製品の企画は、受けていますよ。

大手セレクトショップで、ルームシューズ作ったりもしてきてます。

〜からの、革屋さんへ。

あかん!

年始の福財布用革を見に来ただけなのに、
2025年春夏企画枠、ほぼ決定してるのに、
革を見ると、

むくむく〜、

新しいシリーズが創りたくなってくる!

革は生き物。

光を吸って変色する加工仕上げの革は、
完全に包んで、遮光して保存されてるんですよ。

革の単位は、10センチ角が1デシ。

成牛の半裁(背中で半分に割ったサイズ)で230デシ前後、

キップのマル(成牛になる手前、1年未満の革、こちらは1頭分)で100デシ前後、

カーフ(生後半年以内の子牛1頭分)で、50デシ前後、

ピッグスキン(豚1匹分)で、150デシ前後、

ヤギ革(1頭分)で、80デシ前後、

馬は半裁でも250デシくらいあります。

もちろん、それぞれの革による特徴はありますし、
ひと口に成牛と言っても、そこから更にさまざまな加工、風合いがあり、
それぞれを活かすデザインにしあげないと、
革に対して失礼です。

革はわかるのに10年はかかると言われますが、
本当にひと通りわかるにも、10年はかかります。

そして革は、裁断士の腕にかかっています。
革の具合を見極め、どの部位でどのパーツを裁断していくか、生地と違い、立体物の裁断の技術が問われます。

革屋さんは、それぞれ、
何が得意かがあり、
今日の革屋さんは、イタリアからの輸入も多い会社さん。

企画だけしていたらいいのなら、至福なんだけどな〜の、
私にとっては、外の暑さもふっとぶ、
最高の現実逃避タイム!

なのでした。

計画になかった余分なモノまでキープして、
会社に戻ります。

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