それぞれの、記憶の水脈。

中学時代のクラブの集まりがありました。

こんばんは。
オリジナルデザインバッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナーデザイナーの工藤です。

吹奏楽部の飲み会です。

私達の代と、1つ下の後輩たちの代との、
年に数回集まる食事会。

30年以上前の出来事、名前が飛び交うので、
記憶の奥底にシナプスを伸ばし、
普段使っていない脳ミソの部分を使い、
脳トレには最適です。

誰かが覚えている記憶のかけらと、
他の誰かが覚えている記憶かけらが、
繋がったり、繋がらなかったり。

もはや、正しい記憶かどうかすら、
定かではないし。

私は、元来、
自慢するほど覚えが悪いので、
会話を聞きながら、
専ら、
食べ続ける係に徹することが多いのですが、
今回、
面白いことに気がつきました。

かわいいかかわいくなかったかが軸の記憶の、
トロンボーンを吹いていた男性の後輩。

それぞれの髪型を詳細に覚えている、
パーカッションの同期、
彼は、父の代から理髪店を経営しているので、
子供の頃から、髪型が記憶の軸だったんでしょうね。

誰が何の楽器がうまかったか、
あの曲の時、どのパートがどうだったと覚えている、
現在もプロのトランペッターの同期。

当時、漫画が上手だった友達は、
大会社の御曹司なのに、
今でも漫画家で活躍していて頼もしいし、
落語家になった同級生もいたり。

正しいかどうかではなく、
重大かどうかでもなく、
同じ時代、同じ場面に居合わせていても、
個人の趣味趣向や考え方による、物事のアプローチの仕方で、
それぞれの小窓から、現実の一部を捉えていて、
情緒や感情と記憶はリンクしているんでしょうね。

面白いっ!

そして、人って子供の頃から、
その捉え方の延長線に今があるんだから、
そうそう変わるものでもないんでしょうね。

もぐもぐ食べながら、
そんなことを思って、聞いていたのです。

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