15年間の、喉のつかえが とれました。

15年ぶりに、バッタリと。
ずっと、気になっていた人と再会しました。

こんばんは。
オリジナルデザインバッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナーデザイナーの工藤です。

本日、あべのハルカス近鉄本店、
イントロダクション期間限定ショップ最終日。

販売スタッフの休憩回しに、2時間だけ、
販売に入っていた時の話です。

2階のメイン通りに面した売り場を頂いていたので、
常に、前の大通りには、
人が歩いていられる中、

!!!

明らかに、私と認識して、
近づいて来られる男性がいました。

!!!

「ご無沙汰しています。お元気ですか?」

次の瞬間、
15年前まで、2年間、
お世話になった問屋の社長がにこやかに、
私の前に立っていました。

正確に言えば、
メーカーの企画室に勤務していた時、
担当させていただいていたブランドを運営されていた、
系列会社の問屋の社長でした。

私は、彼には、
申し訳ない思いがずっと、あったのです。

初めに就職した問屋で12年勤めたあと、
自分で事業を立ち上げる前に、
問屋とメーカーの企画の仕方の違いを複合的に経験したく、
キャリアアップのため、
2~3年だけメーカーで勉強したいと思っての転職。

問屋とメーカーの違いはあれど、
同じバッグデザインの仕事。

わかりやすく言えば、
問屋の仕事はブランドを持っていて、
小売店に販売。

メーカーの仕事は、問屋からの依頼を受けて、
製造し、問屋に納品。

問屋の企画は、ブランドのトータルデザイン。

メーカーの企画は、様々な問屋からの依頼を、
製造できるように、具現化していくデザイン業務。

でも、
思っていた以上に、
メーカーと問屋の仕事の違いに、
ビックリしました。

長年メーカーをされていた会社が、
別会社を作り、
問屋の仕事を始めようとされていた時での就職。

若気の至りとしか思えない、
30代の勘違いした私は、
「問屋たるものは~」
と、経営陣に対し、正論ばかりまくし立てていたのです。

本当にごめんなさい。

今ならわかります。

人は正論で動くのではなく、
共感して、感情で動くもの。

正しいから、行動出来るのではなく、
楽しいから、動いてしまうもの。

第一、
こちらの正しいと、
他の角度からの正しいは、
違うこともある訳です。

お互い尊重して、
楽しくなるような関係性を作ることが大切だということ。

まだ、会社を立ち上げて間もない、
私より若い社長さんに、
少しばかりの経験からくる妙な自信と、
狭い視野で、
自分が正しいと信じていた私は、
論破しようとしていたのです。

若いって、怖いっ!

元々、独立前にもう1社、
2~3年お世話になろうと思っていた私。

喧嘩別れした訳じゃないですが、
自分が経営者になり、
時折、心苦しく思い出していたのです。

和やかに会話する、
15歳大人になった、私達。

そして、ここだけは強調して聞いてほしいのです。

「工藤さん、ちょっと、ポッチャリされました?
あんなに、細かったのに~。」

もう一度、強調します。

「あんなに、細かったのに~。」

いい人だなあ。

しみじみ…。

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