エレガントに、カジュアルに。

エレガントなデザインには、
必要な基礎基本があります。

こんにちは。
オリジナルデザインバッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナーデザイナーの工藤です。

「イントロダクションの商品を作るには、
エレガンスと、カジュアルの
両方を解って作れる職人でないとできない。」
と、以前工場に言われたことがあります。

「何でも作れます!」と、
アピールしてくる工場が多い中、
サンプル師でもある彼の言葉は、
とても本質的で嬉しかったです。

音楽やバレエでいうところの、
クラッシック。

基礎、基本をキチンと押さえ、
その上でのオリジナリティであったり、
時代感覚の取り入れ方。

カジュアルなものの物創りより、

数段、基礎知識が必要です。

エレガントは、
一歩間違えると、
時代遅れのつまらないものに、
ファッション雑貨の位置付けとしての、
バッグのカテゴリーとしては、
なってしまいます。

基本を押さえつつ、
いかに時代の空気感を、
取り込めるかは、
デザイナーの腕にかかっています。

キチンと創っても、
重くなく、軽やかに。

あと、工場の手のセンス。

かっちりしたバッグを、
かっちりとだけでなく、
いかにカジュアルな要素を織り交ぜれるか。

これはサンプル師の腕にかかっています。

そして、サンプル師に
キチンとその出来上がりイメージを伝えて、
かたちにしてもらえるかは、
これまたデザイナーとサンプル師の両肩に、
かかっているのです。

同じ図面、仕様書、
同じ素材でも、
一人一人のサンプル師で、
びっくりするくらい、
出来上がりは、
違うバッグ・財布になります。

いかに、
具体的な出来上がりイメージを持って、
サンプル依頼出来るかに、
尽きてきます。

若い時にはなかなか
出来きらなかったことです。

どれだけ、サンプル師に叱られてきたことか。
どれだけ、クライアントにダメ出しされてきたことか。

逆に、
若いデザイナーの持つ、
既成概念なく、
粗削りでも、
キラッと光るよさは、
年月とともに失いがちで、
テクニックに走りがちになるので、
これは一番気を付けないといけない
ポイントです。

なんかこなれているけど、
よさがパッとしないものは、
つまらないです。

人間の人格と同じです。

魅力的なバッグ・財布の格を創ること。

う~ん、
やっぱり!

物を創るって、深く深く、楽しい!

私は、バッグ・財布しか、
創れませんけど。

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