【デザインの視点vol.3】憧れの最高級ナイロン。

「いつかはこのナイロン素材を使いたい！」そう思ってバッグデザインの仕事をしてきました。

こんにちは。
日本製オリジナルデザインバッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナーバッグデザイナーの工藤友里です。

イントロダクション　人気のナイロンシリーズ<エアリー>は、世界的な繊維の産地・福井県の、
しかもこの工場、この特殊な生機でしか織れない
最高級ナイロンを使用しています。

糸の撚りの強い66ナイロン。

発色が美しく、きめ細かく、コシのある、
気品高いナイロン素材。

このナイロンでないと、ダメなんです。

通常、ブランドの数万円売価のするナイロンバッグでも、
中国産、韓国産のナイロンが大半。

国産ナイロンを使用することもライセンスビジネスではありますが、
それらで使うことの単価的にできるナイロンの2.5倍は高値のこのナイロン生地。

まさに、高嶺の花なんです。

企画デザイン室に勤めていた頃から、いつかは使ってみたい憧れのナイロンでした。

自社ブランドを立ち上げるにあたり、
様々な今まで使いたいと思ってきた革と同様、
ナイロンラインには、このナイロンをと決めていました。

カジュアルすぎないきれいめナイロンラインを、
育てていきたかったのです。

そのナイロンに更に、イントロダクションでは、
アクリルコートというコーティングを、
生地の段階で二次加工を施し、
摩擦、雨などの水分を防ぎ、防汚にもなるよう、
お金と時間と手間をかけています。

新品のうち、おろしたては、
しっかりしていて、ゴアゴア感じる方もいらっしゃいますが、すぐに柔らかく馴染んできます。

初めから柔らかいのは形崩れしか後はしていかないので、
初めから撚りが強くキメの詰まったナイロンを使っていることもありますが、アクリルコートすることで、
より硬く、敢えてしっかりさせているのです。

ナイロンとひとことで言っても、
ざっとでも本棚1竿は種類のあるナイロンの種類。

同じ図面、仕様指示でも、
全く違う仕上がりになります。

国内最高級ナイロンを10年以上コンスタントにずっと使い続けているのは、
レディースバッグブランドでは、
イントロダクションだけだと、
素材商社の社長に言われています。

これからも、
軽くても気品があり、発色の美しいこのナイロンを、
イントロダクションでは、
大切に創り続けていきたいと思っています。

お客様と共に。