外から見えた、日本です。

成田に早朝帰って来ました。

おはようございます。
日本製 オリジナルデザイン バッグ・財布 ブランド
イントロダクション
オーナー バッグデザイナーの 工藤 友里です。

今から新幹線で会社に直行し、日本モードに切り替えていく前に、振り返り。

①最低限の備えは必要

メキシコシティからアグアスカリエンテスへの国内線への乗り換え。
事前チェックインしてたのに、QRコードスクショでは不備とメール出そうにもネット繋がらないで、
カウンターなどたらい回しされて乗り遅れて次の便に。
これはイレギュラーだったので仕方ないにしろ、
英語が通じない、かつ、ネット環境悪くGoogle翻訳使えない場合の対応も考えておかねば。

実際、メキシコシティ内のレストランすら、
スペイン語メニューのみも多く、Google先生も発展途上の妙な訳多し。

レストランとかは別にそれでも大して困らないけれど、
乗り換えとかは、最低限ネット繋がらない場合考えて、ボーディングパスを発券を帰りは選択するも、
帰りのメキシコシティ経由ANAで成田行きに乗り換えるANAのカウンターが広過ぎて分からず、
聞く人、聞く人、違うこと言われて、流石に国際線乗り遅れてはと焦る。

これは今回の最大の反省点!

全く何一つ下調べせずに行き、
旅慣れてない友人は私を頼ってついて来ているのに、空港の職員すら英語使えない人多く、
構内図もなく、色々違うこと言われて、
流石に焦りました。

自分を過大評価しすぎてました。

広い構内、フロアーマップくらい調べていかないといけなかったです。反省!

②ここというポイントは、ガイドを付けることもありかも

いつもは自分達で回るのですが、今回はメキシコシティで人類博物館とピラミッドは、1日個人ガイドを依頼。

びっくりするくらい歴史愛溢れるガイドさんで、
自分達だとサラッと撫でる程度しか出来ない見学が、深みを増しました。

③地元で暮らす人を訪ねるが1番贅沢

今回も友人の弟さんが、アグアスカリエンテスに駐在されてて木の夜から日まで、3泊4日泊めていただき、各地案内してくださいました。

ガイドブックなどに載っていない穴場や地元民の生活圏に入れることが、旅の醍醐味。

完璧なアテンドに大感謝でした。

別に観光地をサラッと浅く周りたい訳でもなく。

去年のニューヨークや、以前のハワイ、モンゴルなども、地元に住んでたなど、生活を知っている人を訪ねていけると、単なる観光にならず、
より有意義な旅にしてもらえました。

④有限な資源

広大な土地、電灯のない高速道路の場所も多く、水はタンク車で配給も多いとか。

普段当たり前に水道の蛇口が出ると水が出る日本にいると忘れがちな、水も電気もガスも食べ物も、ひいては酸素までも有限であるということ。

実際、今回1番の映えスポットに行く日、
充電コードを忘れて、大事に電池切れ起こさないようにスマホを考え控えながら使った1日、
普段いかに無限のように考えず使っているか、
思いを馳せれました。

⑤体験からしかわらない世界がある

メキシコの延々と続く道の脇には、木が育たたず、低木か、砂漠か、サボテンか、テキーラなどの蒸留酒用に植えられたアガベか。

家畜もたまに見かけるくらいで、
畑に向かないから何もない土地も多し。

この乾燥は、体感しないとわからない。

乾燥地帯の植物の生命力を見ていると、
品種はもちろん違うでしょうが、日本の植物にせっせと水遣り、栄養をやり、いかに甘やかせて、
逆に生命力を弱くさせているか、
街で見る犬にも、ペット化し過ぎて、
本来の犬の幸せは何?と考えさせられました。

⑤そして何より感じたのが、日本の閉塞感。

縮小していく国内市場、内へ内へと向かう細かすぎるサービスが、より窮屈に、人々を疲弊させていっているように思えます。

日本人は真面目で勤勉だけど、仮面かぶって敷居が高い、本音が出てきにくい、付き合いにくい、閉じていると、聞きました。

器用で細やかな特性からくる日本人気質、
より細かくサービスしていくことで産む、さらなる不満。

人の目を気にしすぎ、人と違うことを恐れて、
見えにくい本音、
考えなくなる自分の考え。

本当はどうしたいのか?

何のために生きているのか?
何が大切で幸せなのか?

よくならないといけない病。
努力し続けないといけない病。

ぶつかることを恐れ、未来に漠然と不安を抱えて、
内へ内へと入り込み、壁を作っていく。

今ここを楽しむこと。

人のせいにしないで全て自己責任で。

色々なことを感じた7日間。

気付きは距離に比例する。

やはり、定期的に海外、それも出来るだけ異文化に触れる旅をしていかないと、知らず知らずに、
浅い呼吸になっていくぞ。

そんなことを思った今回の旅でした。

機内に持ち込みした何冊かの本は全く読む気になれず、

映画を3本、
「傲慢と善良」は、観たかった映画!
誰もに内在する相反する気持ちを、
「本心」では、バーチャル世界とリアルの便利さ危うさを、
「夢と狂気の王国」では、スタジオジブリのモノづくりに対する思想、文化を、
それぞれ考えさせられました。

只今、出勤時間で満員の成田エクスプレス内。
さあ、新幹線に乗り換え、仕事モードにギアチェンジして行きます。

しないといけないタスクだらけの本日。←当たり前!

遠くでウンと深呼吸できたので、
社会復帰していきます。

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