音楽家の彼の、住む世界。
中学校時代からの友人のトランペッターと、
食事をした時の話です。
こんばんは。
オリジナルデザインバッグ・財布ブランド
イントロダクション
オーナーデザイナーの工藤です。
中学時代、
同じ吹奏楽部でクラリネットを吹いていた私。
当時の仲間達で、
たまに集まっては、食事をするのです。
昨日は、彼の誕生日会。
大学を中退後、
プロのジャズバンドに加わり、
その後長く、ニューヨークでトランペッターとして活躍してきたプロのトランペッター。
日本に帰国後も、プロのミュージシャンとして、トランペット一筋で、
家族を養ってきているのです。
当然、彼は、音楽を軸に生きてきている訳で、
「街を歩いていても、店でも、
自分から寄って行かなくても、どこからでも音楽が流れてきて、疲れない?」
と、私が聞くと、
「音楽も、意識的に聞こうとしなければ、入ってこないから、大丈夫。
例えば、この音楽も(と、店で流れているジャズのこと)、1970年代のどこどこの曲で、
当時の録音環境は、なんたらで~かくかくしかしか…。」
「ふう~ん。」
モグモグ食べる、私。
色々なことがわかるっていうのも、大変な世界なんだろうなあ。
格段に、コンピューターなどの発達で、楽器が演奏できなくても、
手軽に曲が作れて、アルバムも作れる時代。
どこからがオリジナリティで、どこからは、その融合なのか?
演奏テクニックとかの習熟とは別に、
アーティストとしての演奏家になっていかないと、
これからは食べていけないと。
ふう~ん。
モグモグ…。
なんだか大変そう。
これだけ情報溢れて多様な時代、
プロデュース力がとても大切なのは、同じですが、
私達の業界は、そんなにテクノな世界ではないので、
まだ生きていれるのかもしれません。
モグモグ…。